「洋上のアルプス」と呼ばれる屋久島は亜熱帯から寒帯まで多様な生態が醸し出す深い緑と清流に満たされた島です。人口約1万2千人のほか、この美しい島に魅せられた世界からの観光客、短期間就労の方などがいらっしゃいます。
わたくしも含め当院の常勤職員の多くはこの屋久島の魅力に惹かれ移住してきました。
屋久島徳洲会病院は1997年7月に開院し、島に唯一の病院として救急医療、急性期医療、慢性期医療、障害者医療、終末期医療、在宅医療に、徳洲会病院グループから多くの応援スタッフをいただきながら徳洲会グループの理念である「生命だけは平等だ」のもとチーム一丸となって邁進しています。いろいろな制約がある中、今できる最善は何かと考え、不安や希望に耳を傾け、重症例はヘリコプターでの搬送も行っております。
屋久島は高齢化率が急速に進み、医療ニーズの変化にも柔軟に対応する必要性を感じています。ご高齢の方は島内で治療ができるなら受けるが島外には出たくないというお声をよく聞きます。離島というハンディキャップはありますが、希望に寄り添い可能な限り島内で完結できるように、更なる医療器具の拡充や応援医師の依頼など医療体制を整えて行く予定です。
大規模災害などにも備え、電子カルテのリアルタイム遠隔地バックアップもあり、自力で数日間は耐えられるように備蓄などの仕組みづくりも進めています。
奨学金制度も充実させており、屋久島の若者が医療技術者になりたい夢を応援しています。また屋久島出身者が当院で働きたく思えるような病院にしていきたいとも思っています。
屋久島の行政や他の医療福祉機関と協力し、医療福祉雇用の一端を担って、この神々しく美しい島で皆が安心して笑顔で暮らせるよう努力を続ける所存です。
院長略歴
| 1988年 | 京都大学医学部卒業 |
|---|---|
| 1988~2004年 | 京大病院および京大関連病院勤務(1991~1994年海外留学含む) |
| 2005年~ | 屋久島徳洲会病院 |
| 2025年2月~ | 屋久島徳洲会病院院長 |
院長の資格・専門医
- 形成外科学会専門医および指導医
- 創傷外科学会専門医
- 皮膚腫瘍外科専門医
- 産業医
- 義肢装具等適合判定医
院長の所属学会
- 日本形成外科学会
- 日本創傷外科学会
- 日本手の外科学会
院長の趣味
登山